SHA-512/t
SHA-512/t は SHA-512 の任意長切断版(t<512)である。前処理で初期値を変更したうえで、出力を t ビットに切断する。
目的
64 ビット語プラットフォームで、規格外の出力長(256 や 224 など)が必要な場面に SHA-512 の速度を提供する。
メカニズム
まず特定の文字列に SHA-512 を適用して修正済み初期値 IV' を計算し、次に IV' でメッセージへ SHA-512 を実行して上位 t ビットに切断する。t=256 は SHA-512/256、t=224 は SHA-512/224 に対応する。
ユースケース
- 64 ビット環境での高速ハッシュ
- 特殊なダイジェスト長
- SHA-512/256 の代替