Range Coding
レンジコーディングは、算術符号化の整数演算版である。浮動小数点演算を区間の下界と幅で置き換え、精度問題を回避し、特許制約も少なくなる。
目的
整数演算でエントロピーに近い圧縮を実現し、特許フリーの算術符号化の代替となる。
メカニズム
区間 [low, low+range) を維持し、各シンボルで累積確率に応じて区間を分割・再正規化し、確定した上位ビットを出力する。数学的には算術符号化と等価だが、浮動小数点ではなく整数区間を使う。
ユースケース
- PPMdのエントロピー符号化バックエンド
- 汎用圧縮ソフトでの実装
- 算術コーディングの特許フリー代替