Linear Cryptanalysis
線形暗号解読は松井により提案された攻撃手法で、Sボックスの線形近似の偏りを利用して平文・暗号文・鍵ビット間の線形関係を構築し、鍵を復元する。
目的
ブロック暗号の線形近似への耐性を評価する。Sボックスとラウンド数設計における主要な検討要因の一つである。
メカニズム
各ラウンドのSボックスを通る高確率の線形近似経路を追跡し、偏りを蓄積させ(パイリングアップ補題)、多数の既知平文・暗号文対を用いて平文・暗号文・鍵ビットに関する線形方程式を解き、鍵ビットを復元する。
ユースケース
- DESに対する線形攻撃の評価
- AESのSボックスの線形性設計
- ブロック暗号の安全性解析