Fast Recovery
Fast Recovery は、高速再送後にスロースタートへ落とすのを避け、cwnd を半減させて送信を続けることで、スループットの急落を防ぐ。
目的
軽度な損失の後にスロースタートからやり直すのではなく、スループットを素早く回復させる。
メカニズム
高速再送後、ssthresh = cwnd/2、cwnd = ssthresh + 3(後続 3 セグメント受信済み)とし、新しいセグメントの送信を続ける。追加の重複 ACK ごとに cwnd を 1 増やしてさらに 1 つ送信できる。新しい ACK が来たら cwnd = ssthresh に戻し、輻輳回避へ移行する。
ユースケース
- TCP の高速輻輳回復
- スループットの維持
- TCP の輻輳制御