Boomerang Attack
ブーメラン攻撃は Wagner が提唱した手法で、2 つの短い差分特性を「ブーメラン」スイッチでつなぎ合わせて長い差分経路を構成し、単一特性のラウンド限界を突破する。
目的
差分特性が一部のラウンドしかカバーできない暗号に対し、2 つの差分区間をつなぎ合わせてより長い識別子を構築する。
メカニズム
暗号を上下半分に分割し、それぞれを 1 つの差分特性でカバーする。暗号化・復号・暗号化・復号の 4 ステップの「ブーメラン」により中間差分が一致するペアを構成し、その確率は 2 つの特性の確率の平方に補正係数を掛けた値に等しい。
ユースケース
- 削減ラウンド AES への攻撃
- ブロック暗号の差分評価
- 暗号コンペティションの分析